母・・・の偽物？

昨日、SNSの事を書いていて思い出したことがあります。

これは数年前、母が経験したことです。

母が大学時代の友人6人とLINEグループを作り、同窓会の予定を立てようとしていたそうです。ただ、母は機械に疎かったのもあり、グループの作り方が解らず、友人のうちの一人に任せていたそうです。

同窓会の話題が上がった日の次の日くらいにグループができたそうなのですが、母だけが一向に招待されてなかったんです。母も仕事でバタバタしていて、招待のことを忘れていたそうなんですよね。

数日後、同窓会メンバーの一人から「グループLINE届いた？また空いてる日にち教えて」と個人連絡が来たそうです。

母は、グループLINEって何のこと？予定の話は何も聞いてないよ、と返信しました。私も母のスマホを確認しましたが、招待されているグループはありませんでした。

すると、その母の友人は、グループLINEのトーク画面のスクリーンショットを母に送ってきました。

そのスクリーンショットには、確かに母の出身大学の名前で作られた7人のグループトークがありました。

そこには「ゆうちゃん」という名前のアイコンが。

母の友人全員、その「ゆうちゃん」が母だと思っていたそうです。確かに母も名前に「ゆう」って入っていますし。

グループを作った人に確認したところ、おそらく母の電話番号を間違えたか何かの原因で、似た名前・似たアイコンの人を招待してしまったそうなのですが、ここまでなら”ミス”としてまぁよくあることかなと。

怖いのはこのあと。

その「ゆうちゃん」、当然大学とは関係ない方ですし、そもそもグループの7人は同じサークルの同期で、卒業時点でその7人しかいなかったので、他のサークルメンバーという可能性はゼロとのこと。つまり、グループの誰とも知り合いではないはずなのです。にも拘わらず、会話にガッツリ参加しているんですよね。

近況報告や、同窓会の予定を立てる会話にも参加していたそうなのです。

母の正しい連絡先が伝わると同時に「ゆうちゃん」は、グループを作った人が退会させたそうなのですが、これ…母の友人の一人が「予定教えて」と連絡を取ってなかったらどうなっていたんでしょ💦

おそらく、どんどん会話が進んで同窓会をするお店の名前とか、時間とかが筒抜けになっていたはず。

・・・そこに来るつもりだったのなら？

・・・って考えたらゾッとしませんか？

あの「ゆうちゃん」は本当にどこの誰だったのでしょう。