ホンモノだと思ったんです・・・
いつの間にか日が暮れるのが早くなりました。
つい何週間か前なら、会社から帰ってきて、地元で買い物をしてから帰宅してもまだギリギリ明るいな、くらいだったのに。
マンションの前に、小さい公園があります。
公園内にも街灯はあるのですが、そこまで照度が高いわけでもないし、木がたくさん植えられているので、公園周辺は結構暗くなります。
余談ですが、暗闇で見る遊具って・・・なんか不気味ですよね(^^;
そんな薄暗い公園と、その周りの道路・・・この道路も、あまり街灯は多くありません。
最寄り駅から、その公園を突っ切ると近道になるので、今日もいつも通り公園内を通ろうとした、その時・・・
身長2m以上ありそうな、真っ黒な人影のようなものが見えたんです。
ただの「人影」なら、身長の高い方だなぁくらいにしか思わなかったでしょう。
でもその「人影」は、人間で言うと、首が異様に長く見えたんです。
例えるなら、ボーリングのピンのような体型に見えたんです。
しかも、そのピンの窪みの辺りから、左右にカクカクと揺れるような動きをしていました。
「ついに、ヤバいレベルのモノが見えるようになったか!!!!????」
と焦りに焦りました。
周りには「人影」と私以外誰もいないし、真っ暗だし。
どうしよう、不自然だけど方向転換して逃げるか?
それとも気が付いていないフリをして怖いけどそのまますれ違うか?
瞬時に色々な方法が頭をよぎりました。
そうしていると、目の前の「人影」との距離も近づいてきて・・・
「人影」が街灯の下辺りに来た時、その正体をまじまじと見てしまったんです。
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真っ黒な靴に、真っ黒なズボンに、真っ黒なシャツを着た男性が、娘さんを肩車してお散歩していた姿を。
そう。
首の辺りがカクカクと左右に揺れていたのは、肩車されている娘さんが、楽しそうにお父さんの上で揺れているだけでした。
「ボーリングのピンのような巨大な人影」は、子煩悩なパパさんでした。
パパさんごめんなさい、勝手に幽霊扱いして申し訳ございませんでしたm(_ _)m
という、1人で勘違いして1人で怖がっていただけのご報告でした*1
*1:* ´꒳` *