本当にあった怖い話
数年前のお話です。
私がまだ前の会社で営業マンとして働いていた頃、営業主任の車の助手席に乗って、よく二人で取引先に行っていた時期がありました。
ある日、いつものように主任と車に乗って仕事をして、お昼になったので二人でチェーン店ではない、個人経営と思われる定食屋さんに入りました。
出された冷たいお茶を飲んで定食を食べていたら、舌がピリピリ痺れるというか、チクチクするというか、変な感じがしたのです。
その時は、ピリピリの原因がお茶なのか定食なのかわからなくて、もう一度お茶を飲んでみたら、どうも舌がピリピリしたのです。
真夏だし、もしかしたらお茶が腐ってる?と思って、主任にこっそり聞いてみました。
主任は特に何も感じないとのことで、気のせいかと思い、持っていた水筒のお茶を飲みました。水筒のお茶は、持ち歩いていたけれど舌の異常は感じませんでした。
何故か気になって、お店のお茶をもう一口飲みました。
やはり、定食ではピリピリしないけど、お茶でピリピリするんです。
「美味しいでしょう、そのお茶。常連さんにもらった水出し煎茶よ。この前いっぱい作ったのよぉ」
水出し煎茶って・・・作ったその日のうちに吞み切らないといけないんじゃ・・・
この前っていつよ!!!
※幸い体調にはなんの不調もありませんでした