かおりの食慾

Twitterで書ききれないことや、日記のようなものもこちらに。明日が今日よりも素敵な日になるように。

隣の天使

今は賃貸マンションの一室に住んでいる。隣の家は、小さな男の子が2人いる家庭だ。

上の男の子は4歳、下の男の子は2歳だそうだ。

この2人は、いつも元気に廊下でも家でも走り回っている。お兄ちゃんの方は、ハキハキと挨拶をしてくれる。弟の方は、はにかみんでお母さんの後ろに隠れながら挨拶をしてくれるが、一度挨拶をすると一気に打ち解けてくれる。

 

今日、買い物に行こうと思って家を出てエレベーターを待っていた。

すると、廊下をバタバタと走る音が聞こえてきた。走るのが楽しくて仕方ないといった様子で、キャーッと叫びながら駆けてくる。

エレベーターの前で待っていた私を見たら、お兄ちゃんの方は「こんにちは!」と元気に挨拶してくれた。弟君の方は「こーちは!」とまだ舌足らず。

エレベーターの中でも弟君はじーっと私の顔をガン見している。もう一度「こんにちは」と言うと、お母さんの後ろに隠れてしまった。

かわいい。

 

エレベーターが1階に着いて、歩き出すと、どうやら行く歩行が同じ。

「どこ行くの?」と聞いた私に、弟君は「マチュキヨ!」と言った。まだ「マツキ●」と言えないのもかわいい。

たまたま私もマツ●ヨに行きたかったので「同じだね」と言った。弟君は「いっちょ行くの!」と、私の手を繋いでエスコートしてくれた。

後ろからお母さんが「お姉さん連れていかないの!」と慌てて追いかけてきた。私も行きます、と言うと、お母さんと4人でゾロゾロとマツキ●へ行った。

お店に着くまで、弟君はずっと私の手を繋いでいた。商店街を歩いて行くのだが、パン屋さんがあれば「パン屋さん!」と言い、八百屋があれば「野菜屋さん!」と言い、生花店があれば「お花屋さん!」と教えてくれる。

2歳といえど、いろんなことを知っているのだ。多分、お母さんやお父さんやお兄ちゃんと沢山お話をしているのだろう。

 

私はマツキ●に寄った後に行くところがあったので、買い物が終わった後、お店で別れた。そのときも「バイバーイ」と大きく手を振ってくれた。

かわいい。

 

この子は大きくなっても、絶対素直なままだと思う。おにぎりが大好きだという彼は、今はまだ小さいけど、すぐに大きくなるんだろうな。

 

と、ただの隣人のアラサーがかわいい子供に癒されました、という覚書でした。

明日も良いことがありますように。